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那須小川ＧＣの再生計画案が明らかに (11/08/22)

那須小川ゴルフクラブ（栃木県）の再生計画案が明らかになりました。同クラブは本年1月に宇都宮地裁へ民事再生手続開始を申請し、同日保全命令及び監督命令を受け、会員権の名義書換を停止しています。その後、手続きが進められ再生計画案を立案、会員等の債権者に計画案を提示するに至りました。計画案は自主再建を主とした内容となっています。まず、現会社は100%減資を実施し現社長もしかるべき時期に退任。そしてゴルフ場を引き継ぐ新しい株主や会社役員については、地元経済界の相応しい方に引き受けてもらう意向とのことです。預託金等の債務の弁済については、1万円以下の部分は100%、1万円超から3億円以下の部分は1%、3億円超の部分は0.1%の割合で弁済するとしています。今回の手続きに基づいてクラブを退会する会員に対しては、この弁済率に基づいた弁済金額を平成24年以降毎年1回の5回分割で支払うとのこと。また、継続してクラブに残る会員については、同様の弁済金額を10年間据置の新預託金として預けることで、引続き会員としプレーすることが可能となります。債権者数は約3000人、再生債権額は約88億円です。来月開かれる債権者集会で、再生計画案の賛否が問われる予定となっています。

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