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盛岡南ＧＣと江刺ＣＣの民事再生計画案 (11/09/26)

盛岡南ゴルフ倶楽部（岩手県）と江刺カントリー倶楽部（岩手県）のそれぞれの経営会社が民事再生計画案を債権者に配布し、その内容が明らかになりました。両ゴルフ場共に市川造園土木グループのゴルフ場で、昨年の12月に民事再生手続きの開始を申請しており、今回の計画案ではいずれも市川造園土木グループの支援を受けて再建を図るとしています。債権者（会員等）への弁済については、盛岡南ＧＣの場合、債権（預託金等）の94%をカットし、残りの6%を平成31年までの4回の期日に均等に弁済するとしています。なお、継続して残る会員については、同じ6%を新預託金として倶楽部に預けることでプレーを続けることができます。また、江刺ＣＣの場合は債権の98%をカットし、残りの2%を4回に分けて弁済もしくは新たに預託する等、盛岡南ＧＣと同様の内容となっています。再生債権額は両ゴルフ場合わせて約87億円で、再生計画案の決議は書面による場合は10月4日まで、そして債権者集会が10月12日に開かれ、決定される予定です。震災の影響が残る現状の中ではありますが、プレー権の確保と経営の健全化が早期に図られることを期待したいと思います。

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