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総成CCが民事再生法の適用を申請 (11/12/05)
総成カントリー倶楽部(千葉県)が、11月11日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、会員権の名義書換業務を停止しました。同倶楽部は昭和39年に開場した丘陵コースで、セントラルビル株式会社(神奈川県横浜市)が経営しています。11月17日には債権者向けの説明会が開かれ、約200名の会員が参加しました。この中で会社側は、現在の会員数は1052名で預託金の総額は約62億円であること、民事再生法の適用を申請するに至った原因は預託金償還と東日本大震災以降の売上げ低迷等であること、を説明しています。また、今後のスケジュールについては、12月に再生手続開始決定を受け、平成24年3月頃に再生計画案を提出、同年5月頃に債権者集会を開く、とのことです。債務の弁済率については検討中とのことで明らかになりませんでしたが、退会者へは一括弁済し、継続してゴルフ場に残る会員については弁済金が新預託金になる予定としています。なお、弁済資金には、再建スポンサーに予定されている株式会社レイクウッド・コーポレーションへの、ゴルフ場事業の譲渡による代金を充てる模様です。早期に再建の途につき、会員が安心してプレーできる環境が整うことを期待したいと思います。
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