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ホワイトバーチCCが自己破産 (11/12/19)
ホワイトバーチカントリークラブ(茨城県)の運営会社が、東京地裁へ破産を申し立て、営業を停止しました。同クラブは以前は霞友GCという名称で、数千万円の高額会員募集を行い、また、バーター券の発行や、募集金額を大幅に下げての会員募集等により多数の会員が在籍しており、負債額も約400億円もの多額となっているようです。今回の破産に至った原因は、ゴルフ場の土地建物の賃料を滞納したために土地の明け渡しを求める訴訟を起こされ、判決により土地明け渡しの執行を受けたため、とのこと。なお、3日間営業停止の後、ONE
WAY GOLF CLUBの名称で営業を再開しました。新経営会社はゴルフ場と同名ですが、この会社は平成14年に同クラブの土地やハウスを競売に出し、自己で競落した株式会社三光が社名変更したものとのことで、土地建物の保有会社がそのまま営業するかたちとなっています。現在のところ、旧会員に対する処遇についてははっきりとしていませんが、破産手続による配当はほとんど見込めないと予想されています。プレー権の確保等で旧会員が被る影響を少しでも減らしてほしいと思いますが、多数の会員と巨額の負債から考えると、厳しい内容の破産手続きとなるのではないでしょうか。
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