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ヴィレッジ那須ＧＣが営業再開を断念 (12/11/05)

ヴィレッジ那須ゴルフクラブ（栃木県）は、ゴルフ場の営業再開を断念しました。同クラブの経営母体は株式会社エコ・２４で、昨年12月に前経営母体のアコーディアグループからゴルフ場経営会社の株式を取得しています。ヴィレッジ那須ＧＣは東日本大震災後に営業を停止しており、現在はゴルフ場として運営されていません。営業再開のため調査等を実施しましたが、震災の影響で大きな被害を受けており修復することが非常に困難であること、原子力発電所事故の影響により放射線量が1マイクロ・シーベルト（野外活動の暫定基準値の約１／４）計測されること、などからゴルフ場として営業しないことになりました。また、土地を太陽光発電の基地として利用できないか検討した模様ですが、コストが見合わず事業化が困難として白紙に戻したとのこと。現時点では、今後の跡地利用について何らの対策も打ち出せていない状況です。在籍している会員には営業再開断念について本年5月に報告しました。なお、同クラブは以前に民事再生手続きを行っており、会員の預託金は約20万円まで減額されていますが、これについては据置期間が満了する平成29年に返還する予定とのことです。

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