MASUKURA GOLF INTERNET INFORMATION SERVICES |
相武CCの元運営会社が特別清算を申請 (12/11/19)
相武カントリー倶楽部(東京都)の元運営会社が特別清算を申請しました。元運営会社はピーエスアール相武株式会社(昭和32年設立)で、本年8月23日まで同倶楽部を運営、11月1日に東京地裁へ特別清算を申請し、翌日、開始決定を受けました。負債総額は保証債務も含めて約140億円とのこと。同社は、相武CC運営中の平成22年決算で約1億7300万円の赤字決算を計上しその後も赤字が継続、財務状況が悪化していった模様です。なお、相武CCの現状についてですが、ピーエスアール相武が分割新設により株式会社相武カントリー倶楽部を設立後、その全株式を株式会社アコーディアAH12が取得し、アコーディア・グループのゴルフ場として営業を継続しています。また、継続時には従業員は引き続き雇用され、会員の権利等についても変更等は発生していません。ゴルフ場の経営は年々厳しさを増しており、利用料金の値下げとサービス内容の向上が重要課題となっています。これまで、比較的都心から離れたゴルフ場で厳しい集客合戦が展開されていましたが、都心近郊ゴルフ場にもその状況が生じつつあることを、今回の事例は示しているのではないでしょうか。
Copyright (C) 2012 Masukura Corp. All rights reserved.