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東宇都宮ＣＣがコースを一時閉鎖し債務整理 (13/01/21)

東宇都宮カントリークラブ（栃木県）がコースを一時閉鎖し、債務整理を弁護士に一任しました。同クラブは東宇都宮観光株式会社が運営しています。同社は昭和47年に設立。昭和49年に東宇都宮ＣＣを18ホールで開場し、平成元年には9ホール増設。平成5年3月期には約15億円の年収入高を計上していましたが、平成23年3月期は4億円を切るまで落ち込んでいました。負債総額は約42億円、このうち預託金債務は約24億円とのこと。これからについては、スポンサーを募集して民事再生手続等の法的整理を行う、もしくは、法的手続きを執るか未定、などの情報が流れており、はっきりしていません。栃木県内も以前の建設ラッシュ時に数多くのゴルフ場が造られましたが、現在はゴルフ人口に対して過剰な数となってしまい、入場者数もピーク時と比較すると半減しています。加えて、集客合戦に伴う利用料金の下落にも歯止めがかからず、預託金償還問題も未だに抱え、厳しい経営環境の下で踏み止まっているゴルフ場が多いようです。東宇都宮ＣＣも同様の状況であったと思われますが、資金繰りのメドがつかずに今回の閉鎖に至りました。今後、会員の権利が保護される内容での再建が進められることを期待したいと思います。

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