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さいたま梨花ＣＣが書換料を無料化 (13/03/25)

さいたま梨花カントリークラブ（埼玉県）が、会員権の名義書換料を無料化します。実施は本年4月1日からで、これまでは正会員権の第三者譲渡について525,000円（税込）の書換料を徴収していました。同クラブによると、「昨年9月に開場10周年を迎えた節目となる時機にあたり、健全なゴルフの普及発達を期するとともに、クラブの更なる発展を目指すため、正会員権の名義書換料を無料化します。」とのことです。最近、恒久的もしくは期間限定のキャンペーン、またはキャンペーン期間の延長など、書換料の値下げが相次いでいますが、いよいよ無料化に踏み切るゴルフ場が出てきました。これまでの長い不況によりゴルフ会員権相場は多くのゴルフ場で書換料を下回り、ゴルファーは書換料の設定金額に対して割高感を抱くようになっています。ゴルフ場へ払い切りとなる書換料は、ご入会を検討されている方がそれを高額と感ずると、入会そのものを躊躇する要因になるのではないでしょうか。反面、書換料はゴルフ場の大きな収入源であり、簡単に値下げできるものではないようです。今回の書換料無料化がゴルフ場や会員権市場にどのように影響を及ぼすのか。業界全体に良い結果が生まれることを期待したいと思います。

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