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多様な動きを見せる相場上昇 (13/05/13)
ゴルフ会員権相場が上昇を続けています。ただし、全てのゴルフ場の相場が横並びに上がっている訳ではなく、急上昇している物件もあれば、全く値動きがない、もしくは値下がりしている物件もあり、相場の二極化が更に進んでいる状況です。また、高額物件が相場上昇の牽引役となっている状況に変化はありませんが、個別に見ていくとその値動きも多様です。例えば、神奈川県の名門ゴルフ場である相模原ゴルフクラブと戸塚カントリー倶楽部の正会員権の相場推移を比較すると、年初は相模原が715万円、戸塚が1115万円だったものが、3月末は相模原が1250万円、戸塚が1680万円、4月末は相模原が1260万円、戸塚が2225万円となっており、相模原は値上がりの動きが鈍くなりましたが、戸塚は勢いが続いています。ゴルフ会員権は少数の物件のやり取りが相場に反映されるため、売却希望件数と購入希望件数の僅かな差が相場推移に大きく影響する場合があり、両ゴルフ場の差もそこのあたりから生じているのかもしれません。以前、両ゴルフ場はほぼ同水準の相場を形成していました。相場の先行きを読むことは困難ですが、各ゴルフ場が多様な動きを見せながら、しばらくは上昇基調で相場推移するのではないでしょうか。
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