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新セント・フィールズGCが閉鎖され太陽光発電所に (14/04/21)
新セント・フィールズゴルフクラブ(茨城県)が平成26年5月25日付で閉鎖され、発電事業に事業を転換する模様です。同クラブはこれまで株式会社フィーリークスが経営していましたが、平成25年11月8日付で株式会社一条工務店に所有権が移転しています。一条工務店は他のゴルフ場でも発電事業を展開しているとのことで、新セント・フィールズGCは丘陵コースであるものの比較的フラットな立地のため発電事業に向いており、新たな造成工事等が少なくて済むことも今回の事業転換を進める要因になったようです。同クラブのゴルフ会員権については、募集当初は1000万円を超える会員権が販売されましたが、その後は経営交代等により預託金なしのプレー会員権となっていました。よって、今回のゴルフ場閉鎖により同クラブ会員のプレー権は失われることになります。これまでも、まだ数は多くないもののゴルフ場を閉鎖し太陽光発電所となった事例はありますが、今回は会員のプレー権も同時に消滅することとなってしまいました。客単価の下落、競争の激化等でゴルフ場経営は困難な状況が続いており、土地の有効活用としての事業転換は止むを得ないのかもしれません。今後も同様の事例が出てくるのでしょうか。
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