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一関CCが破産 (14/08/25)
一関カントリークラブ(岩手県)の土地、施設等を保有している株式会社一関カントリー倶楽部(一関市 資本金6100万円)と、関連会社で同クラブの運営を行っていた大地商販有限会社(一関市 資本金300万円)は、6月30日に東京地方裁判所へ破産を申請し、同日、破産手続きの開始決定を受けました。負債総額は約89億5300万円。内訳は、一関カントリー倶楽部が約86億7800万円(うち、会員5620名に対する負債額は約59億2500万円)、大地商販が約2億7500万円です。一関カントリー倶楽部は一関CCの運営を目的に昭和53年に設立されました。昭和63年には18ホールから27ホールに増設。岩手県内では個性的なコースとして人気があり、一時は約10億円の年間売上高を計上していたとのことです。平成6年にはクラブハウスを新築し、宿泊施設等を備えた最新の設備を整え積極的な営業展開を図ったものの、利用客の減少等により業績は低迷し、平成16年には不動産が差押えられるなど、厳しい経営状況下にありました。最近の年間売上高は約2億円だったとのこと。ホール数も27から18へ縮小して営業していましたが、破産申請となってしまいました。現在、再建スポンサーを探している模様です。
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