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ヴィンテージGCに破産手続き開始決定 (15/10/05)
ヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨県)を運営するヴィンテージリゾート株式会社は、平成27年9月15日に甲府地裁より破産手続き開始決定を受けました。同社は平成12年に民事再生法の適用を申請した株式会社ダイワヴィンテージからゴルフ事業を継承していましたが、最近は他ゴルフ場と同様に売り上げが減少。また、同社の関係会社で、野菜栽培加工を事業としている株式会社ヴィンテージファームが野菜加工場を建設したものの、建設資金である約1億9000万円が長期にわたり未払いとなり、建設費用の連帯保証人となっていたヴィンテージリゾートは建設会社から第三者破産を申し立てられ、今回の状況となりました。負債額は本年2月時点でヴィンテージリゾートが約109億円(大半が預り金)、ヴィンテージファームが約4億円とのこと。現在のところゴルフ場の運営は今後も継続し、従業員等の雇用も維持するとしています。最近のゴルフ場の経営環境については、多くが厳しい状況におかれているようで、ゴルフとは異なる新たな事業展開も必要なことなのかもしれません。破産手続きにおいては、会員のプレー権が確保されつつ早期に再建の途についてほしいと思います。
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