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サニーCC経営会社が民事再生法の適用を申請 (15/12/28)
サニーカントリークラブ(長野県)を経営する望月サニーカントリー株式会社が、平成27年12月8日に長野地方裁判所へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全命令を受けました。負債総額は約27億7800万円とのことです。同クラブの会員権相場は、平成2年から平成10年頃の間には500万円程度まで上昇しましたが、ここ数年は数万円程度と低迷し、申請翌日の12月9日現在、ゴルフ会員権市場では売却希望、購入希望共に全くない状況となっています。売上高については、平成9年には約7億3000万円程度あったようですが、平成26年は約2億5000万円と三分の一程度にまで下がっていたようです。今回の再生法適用申請に至った要因ですが、他事例と同様に、ゴルフ人口の減少や他のゴルフ場との競争激化による入場者数の減少、客単価の下落、その結果としての売り上げ減少が挙げられます。また、預託金償還問題も抱えていた模様です。今後は、会員のプレー権が守られることを前提として再生案が作成され、早期に再建の途についてほしいと思います。
本年もご利用いただき誠にありがとうございました。新年は1月4日より営業いたします。
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