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サンモリッツCCが閉鎖され元経営会社が特別清算開始 (16/02/08)
サンモリッツカントリークラブ(栃木県)を以前経営していた株式会社サンモリッツが、平成28年1月15日に宇都宮地裁足利支部より特別清算開始決定を受けました。同クラブの事業は、平成25年に関連会社である株式会社サンモリッツエンタープライズに引き継がれていますが、平成27年12月20日に事業を停止し、ゴルフ場は閉鎖されている模様です。昭和45年に設立された株式会社サンモリッツは、平成3年に株式会社サンモリッツカントリークラブを吸収合併してゴルフ場運営に参入しました。その後、9億円以上の売上高を計上した年度もあったようですが、他の経営破綻ゴルフ場と同様に、長引く不況による入場者数の減少、近隣ゴルフ場との競争による客単価の低下、そして預託金償還問題の発生等々が重なり、今回の事態へ至ったと考えられます。負債総額は約50億円とのこと。今後、同ゴルフ場がどのような形で活用されていくのか、会員の処遇はどうなるのか、現時点では不明です。ゴルフ人口の減少等により、多くのゴルフ場で売上減収の傾向が長期化しているように思われます。目立った改善策が打ち出されていない今、ゴルフ場閉鎖等の動きは今後も広がるのではないでしょうか。
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