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高岡CC運営会社が民事再生法の適用申請 (16/03/22)
高岡カントリー倶楽部(富山県)の運営会社である御坊山観光開発株式会社は、本年3月4日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けました。負債総額は約77億円で、富山県内最大の倒産の模様です。同倶楽部は富山県では最も大きなゴルフ場で、名門コースとして評価され、相応の方々が会員となっていました、しかし、他のゴルフ場経営破綻事例と同様に、ゴルフ人口の減少や客単価下落等の影響により売り上げが減少。平成26年9月期の売上高は最盛期の約三分の一となる約4億6800万円となり、さらに預託金償還問題が発生したためかなり厳しい経営が続いていたようです。なお、御坊山観光開発はJASDAQに上場している株式会社タカギセイコーの持分適用関連会社とのことで、御坊山観光開発に対する貸付金4億円について回収不能の恐れが生じていること、金融機関からの借入等に対する約1億7000万円の債務保証を行っていること、平成28年3月期の連結会計年度において損失計上する見通しであること、がタカギセイコー社から公表されました。高岡CC会員のプレー権が確保される内容で、早期に再建の途につくことを期待したいと思います。
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