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児玉CCが民事再生法の適用を申請 (18/04/16)
児玉カントリー倶楽部(埼玉県)を経営する株式会社児玉カントリー倶楽部が、平成30年3月13日にさいたま地裁へ民事再生法の適用を申請しました。また、同クラブ会員権については、同日を以って名義書換が停止(相続書換は除く)されました。負債総額は約96億円で、そのうち預託金が約90億円とのことです。児玉CCは市川造園土木グループのゴルフ場で、平成5年開場、27ホールの丘陵コース。一時期は6億円を超える売上を上げていたようですが、来場者数の減少、他ゴルフ場とのと厳しい競争等で業績が悪化。最近の売上は約3億円程度で、債務超過に陥っていた模様です。倶楽部からの通知によれば、「・・・弊社は、厳しい経営環境の変化に対処すべく懸命な経営努力を重ねてまいりましたが、今般、一部の会員様より法的手続きを用いた強固な預託金返還請求を受けるなどした結果、民事再生手続開始の申立をせざるを得ないとの結論に至りました・・・」、とのこと。他の破綻ゴルフ場と同様に、預託金償還問題が今回の申請に至った主因と考えられます。同通知によれば、自主再生を前提とした再生計画案を策定していく方針とのこと。早期に再建の途についてほしいと思います。
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