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四街道GCが民事再生法の適用を申請 (18/05/01)
四街道ゴルフ倶楽部(千葉県)を経営する四街道カントリー株式会社が、平成30年4月2日に東京地方裁判所へ民事再生手続開始の申立てをしました。負債総額は約29億円で、そのうち預託金債務が約25億円の模様です。同倶楽部は昭和47年に全9ホールの預託金会員制ゴルフ場として開場。昭和55年にコースを増設し全18ホールの丘陵コースとなりました。入場者数が多かった頃は年間約7億円の売上を上げていたとのことですが、その後は他のゴルフ場と同様に入場者数の減少や他ゴルフ場との競争等により厳しい経営環境に陥り、最近は3億円を切る売上高まで減っていたようです。また、バブル経済崩壊後は徐々に預託金の償還を請求されるようになり、近年は会員の高齢化に伴う退会希望者の増加により、更に多くの預託金償還を請求されるようになったとのこと。分割払い等で対応していたものの、預託金償還問題の抜本的な解決を図らなければ関係者に更なる迷惑をかけることが想定されるため、今回、民事再生手続を利用して経営を建て直すことを決断した、とのことです。今後は再建スポンサーを募集のうえ、会員のプレー権を保護しながら再建を図りたい、としています。
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